空心菜を草マルチに 種取りは?冬越しもできる!?

1.空心菜を草マルチに
アイアイが行う自然農法では、草マルチが重要な役割を果たします。ウネ上だけでなく、できれば畑全体を草マルチしておくことで、草の分解が早まり、地力UPにもつながります。
草マルチの「草」は雑草でなくてももちろんOKで、野菜の茎葉や、もったいないですが野菜そのものでももちろんOKなわけです。
というわけで、空心菜もじゅうぶんに頂きましたし、気温が下がり、味も落ちてきましたので、感謝した上で、草マルチとしての役割をお願いし、来年の野菜が育つ糧となってもらうことにしました。
1列しか種まきしていないのですが、豊作で大きく広がっていきましたので、さすがに草刈り機を使い、畑上に広がるような刈り方をしました。
この場所は空心菜を敷いた形で、冬越ししてもらう予定です。
2.空心菜の種取りは?
ところでこの空心菜、実は種取りがをしたことがなく、他の野菜みたいに花の数は多くない印象、花が咲いても実をつける際には、例えばアブラナ科の種のようには目立たないので見過ごしてきたような気がします。
調べてみると、やはり花の後にはちゃんと実をつけている様子、今回のように葉がしっかりしているうちに草マルチにしてしまうケースも多いので、なかなか種取りのチャンスはありませんでした。
種取りできることはわかったので、また次回やってみようかなと思います。
3.冬越しもできる!?
そして空心菜を根からとってペットボトルに入れ、冬越しさせてやることができる、という話を聞き実験してみました。
ペットボトルに少量の水を入れ、そこに根がついた茎を入れ、普通に生活する部屋のふちに置いたところ、5本中4本が枯れ、1本は春になって葉が出てきたので畑に植えました。
ところが、植えた時期が早かったようで、知らない間に枯れていました。
いろいろと配慮してやれば、冬越しできると確信はしましたが、その配慮が面倒ということもあり、正直に言うと、普通に種まきしたほうが早いのかなという気持ちになりました。
アイアイのノウハウの基本はこちらの1冊の本にまとめられています。
→「自然農法の家庭菜園教室;ひたすら草マルチ農法」