大根葉の取り扱い
冬場になって、朝方の気温がマイナスになると、畑の様子が変わってきます。
そのひとつに大根の葉っぱ、しっかり上を向いていた葉っぱがヘナヘナになって、だんだん枯れていき、真ん中の部分だけが残るようになります。
それでも1月に温かいと、大根が育ってくることもあるので、大根さんすごいなと思うのですが、葉っぱはしばらくの間、中心部分しかない状態になります。
「大根の葉を美味しいうちにもう少し食べたいよ」なんていう場合には、気温がマイナスになる前に、写真のように葉をカットして食べると良いです。
ただカットしてしまうと、もう大根そのものは育たなくなりますので、大根をまだ大きくしたい場合はやめておいてください。
大根の葉は、2月後半くらい、少し日差しが変わり温かさが見られると、また出てくるようになります。
2月後半に出てくる葉は、大根の栄養分を使って実(種)をつけるために出てくるのですが、残念ながらいまいち美味しくありません。
そして今までためた栄養分を使いますから、大根にスが入ってきたりして、徐々に味が落ちていきます。
なので、2月後半になって新しく葉を出してきた段階で、写真のように葉の部分をカットしておくと、スが入るのが遅くなり、数週間くらい長持ちするようになります。
アイアイは1月後半くらいのいちばん美味しい時期に、種に残す分と2月いっぱいくらいまで食べられる分を残して、一気に収穫し、干し大根を作ります。