昨日は畑の見学会

畑でそのままピーマンを試食

昨日は畑の見学会を行ないました。

家庭菜園で自然農をやっているがなかなかうまくいかないとのことで、ご訪問頂きました。

ご主人がタマネギの種を作る農家さん、新規就農されたばかりとのこと、種は輸入物が多く、日本で種づくり農家さんのことを聞いたことがなかったのでびっくりでしたが、考えてみれば当たり前のことではありますね。

写真のほうは、ピーマンをその場でとって試食して頂いているところ、たくさん試食して自然野菜の美味しさを堪能して頂きました。

いつも皆さんにアドバイスするのですが、自然的な農法が注目されているとはいえ、日本の99%以上の野菜が慣行栽培のものです。これだけ肥料を使って野菜が育てられているわけですから、自然農に転換してうまく育たないのは当たり前です。

江戸時代は有機農法の世界でしたが、今と比べると収量は2割程度とも言われています。それを考えたら、じゅうぶんにできているのではないでしょうか。

今は自然農法の技術も発達していますから、2割ではさすがに満足いかないでしょうが、「できなくて当たり前、これはこれでOK」「じゃあ、ここからどうすればいいのか」からスタートしないと、目標ばかりが高くてなかなかそこに到達せず、心が折れてしまうことになります。

その目標というのも、無意識のうちに慣行で化学肥料を使った野菜の実のなり方を想像している方が多いです。そういうときもありますが、それはあくまで結果ですね。

そのほかにも、ご自分の畑の土の状況をお聞きして、どうすればよいかいくつかお話をしたり、会員さんの畑を見て頂いたり、楽しかったと言って下さって良かったです。

いくつかお野菜をお分けしましたが、とくに空心菜が楽しみということで、美味しく食べて頂けるといいなーと思っています!!

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