2021.03.21
カテゴリ:自然観
カラスノエンドウを見て考える
アイアイの畑の一部です。
カラスノエンドウがしっかりはびこっています。右に咲いている黄色い花は飛んだ種で自然生えした小松菜が育ったもの。
カラスノエンドウなどマメ科のものは空気中の窒素成分を根にため込んで、土壌を豊かにします。何もしなくても勝手にやってくれるとは人間にとってはありがたい話です。
しかし、なぜ今この場所でカラスノエンドウがはびこるのか。なぜ他の場所では違う雑草が出てきているのか。まだ雑草が出てこない場所もある。
こういったことを考えることこそが自然農法、野菜ができるできないだけでは、何も見えてきません。
こういう思考を何度も何度も繰り返して、いつか点がつながり線になる日が来るのでしょう。
その過程もまた楽しいわけです。